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 最近よく聞くのが、人工知能(AI)が発達するせいで人間がする仕事がどんどん減ってしまうという話です。

 単純作業ばかりでなく医者のような専門性の高い職業でも例外ではないそうで、たくさんのデータをもとに珍しい病気を診断したり、高度な難しい手術を正確に行うのは機械の方が向いているのだとか。

 お医者さんと並べるのも僭越ですが、生徒に持ち込まれた問題が解けなくて参考書をひっくり返したりしている身としては、こんなときAIの先生ならあっという間に検索して解答例を出してくれるのだろうと思います。

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あさのは塾便り::本・映画など | 10:57 AM | comments (x) | trackback (x)

 ハインリッヒ・シュリーマンは、19世紀ドイツの考古学者です。貧しい家庭に生まれましたが、実業家として成功し、巨万の富を築きます。41歳で引退した後、その資金を遺跡の発掘につぎ込み、ギリシアのトロイ、ミケーネなど数々の古代遺跡を発見しました。

 彼は語学の達人としても有名で15ヶ国語を話すことができたと言います。自伝『古代への情熱』には彼の語学の習得法が記されています。ちょっと常人離れしていますがよく知られているのでその一節をご紹介します。関楠生氏の訳によります。

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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 11:11 AM | comments (x) | trackback (x)

 時は平安時代末期、権力を掌握していた平氏に対し、1180年に源頼朝、義仲らが挙兵、次々と勝利を収め、ついに義仲が京都へ攻め込むに及んで、平氏は都落ちして西国へと逃れます。

 1184年、平氏と源氏は一ノ谷(今の神戸)に陣を構えて対峙します。この戦いで活躍したのが源義経です。彼は鵯越(ひよどりごえ)の山道を抜け、精鋭七十騎で急な断崖を駆け下り(いわゆる「逆落とし」)、背後から奇襲をかけて、平氏に大勝するのです。

 さて、合戦も終わりに近づき、源氏の武将、熊谷直実(くまがいなおざね)が渚に馬を進めていると、立派な出で立ちの平家の公達が馬を海に乗り入れ、沖合の船をめざしているのが目に入りました。

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あさのは塾便り::本・映画など | 11:05 PM | comments (x) | trackback (x)

(前の記事から続きます)

 子路は、優れた弟子たちの中にあって、どちらかと言えば劣等生でした。しかし、孔子の言葉がわからなければ、わかるまで食い下がり、煩悶すれど決して自らをごまかさず、そうした子路の人柄は、やがて一門の人々の信頼を得るようになります。

 後年、子路は「衛」の国に仕え、打ち続く争いで荒れ果てた国土の建て直しを図ります。畑が整えられ、民家が立ち並び、人々が平穏に暮らす様子を見て、3年後に訪問した孔子がその手腕を褒めたほどでした。

 しかし、争いを事とする時代の常とて、やがてこの国にも政変が生じ、子路の仕えていた主人が反乱者側に捕らえられる事件が起きます。町が混乱し、多くのものが脱出するなか、同じ主に仕えていた同門の子羔(しこう)が止めるのも聞かず、子路は主人の所に舞い戻ります。

 大勢の群集の前で、子路は反乱者の非を絶叫し、主人を助けようとする。これを恐れた簒奪者が、二人の剣士に子路を討つように命じる。この場面を再び中島敦の小説から引いてみましょう。

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あさのは塾便り::本・映画など | 10:43 PM | comments (x) | trackback (x)

 古代中国の思想家「孔子」には、有名な弟子が十人(孔門十哲)いたとされますが、その一人に子路(しろ)がいます。子路はもともと学問よりも武勇を好み、ときには騒ぎも起こすが義理には厚いという、いわゆる侠客と呼ばれる人でした。

 ある日、彼は孔子というものが賢者と称し、弁舌巧みに人々を惹きつけていると聞いて、化けの皮を剥がしてやろうと喧嘩をふっかけに行くのです。その様子を中島敦の『弟子』という小説から見てみましょう。(生徒用にわかりやすく変えています)

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あさのは塾便り::本・映画など | 01:28 AM | comments (x) | trackback (x)

 自分の好きな教科で、100点を取ってください。

 100点なんて無理と思った方は、そういう勉強の負けグセを改めましょう。やってみもしないで、口を揃えて「ムリムリ」言うのもおかしな話です。

 学校のテストで満点を取るのは、皆さんが想像しているよりも簡単なことです。理由は3つあります。

1.範囲が決まっている
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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 07:35 AM | comments (x) | trackback (x)

◆先日、たまたまラジオを聞いていましたら、終戦直後の算数の教科書は、今よりも例題の文章が長く、物語の形をとっていたという話をしていました。

 地図の縮尺を教える単元では、子どもたちが住む町の描写から始まり、町をもっと知りたいという気持ちから地図作りを始め、そこでやっと、地図の寸法はどうなるかという本題に入るのだそうです。

 今から見れば、ずいぶんのんびりとしたテンポの教科書に見えます。

◆文章題が苦手な子どもたちは、短い文章を読んだだけでは、なかなか情景を思い浮べることができないものです。
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あさのは塾便り::本・映画など | 02:00 AM | comments (x) | trackback (x)

●マシュマロ実験

 マシュマロ実験と呼ばれるのは、1970年にアメリカで行われた児童心理学の実験のことです。

 4~6歳の子どもが1人ずつ個室に通されると、マシュマロなどお気に入りのお菓子が、お皿に1つ載っています。そして、「食べてもいいけど、15分間食べずに我慢できれば、もう1個あげるよ」と言われるのです。

 最後まで辛抱して、お菓子を2つ手に入れた子どもは、全体の3分の1ほどでした。

 さて、食べてしまった子どもと、食べずに我慢した子ども、両者の人生を追跡調査してみると、後者の方が成績がよく、優秀な評価を得る割合も多かったというデータが出たのです。

 自分をコントロールする力は、その子の将来に大きく影響することがわかります。

●遠近法
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あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 01:42 AM | comments (x) | trackback (x)

 紀元1~5世紀、古代ローマ帝国の版図は地中海全域に広がり、ローマの都には莫大な富が集積しました。

 時の皇帝たちは、政治的な問題からローマ市民の目を逸らすため、食料を無償で提供し、戦車競走や剣闘士試合などの娯楽を催したといいます。

 この様子をさして、詩人ユウェナリスは「かつて政治と軍事の権威の源泉であった民衆は、今ではパンとサーカス(見世物)ばかりを追い求めている」と書いて批判しました。

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あさのは塾便り::本・映画など | 01:32 AM | comments (x) | trackback (x)

1.What gets wetter as it dries?

A towel.
(乾いていくと濡れていくものは? → タオル)


2.What can you only use when it's broken?

An egg.
(壊れているときしか使えないものは? → 卵)


3.Which letter is not me?

「U」.
(私でないのはどんな文字? → U(=You))

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あさのは塾便り::本・映画など | 01:06 AM | comments (x) | trackback (x)

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