読書に対する取り組み


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▼読書の悩み

 子どもの学力向上に、読書は欠かせません。それどころか、そもそも気軽に活字が読めないと、テスト問題を読む時間すら足りなくなってしまいます。

 どうやったら読書をさせられるかというご相談は大変多いですが、今こうして悩んでいる間にも、子どもは成長して大きくなりつつあります。

 ですから、思い立ったら、今すぐ強制的に本を読ませることです。


▼強制的に読ませる
 あさのは塾では、通常授業の冒頭の時間を使い、1年に数冊の本を読んでもらいます。まずは短編集から一編ずつ、5~10分音読し、続きは家で読んでくるように言います。

 すると、予想以上の子どもが読んできますし、友だちにつられて読む子も出てきます。休憩中に読む子もいますし、一冊読んでしまったという子どもも現れます。

 つまり、機会を与えられれば、子どもたちは意外に本を読むのです。これを見逃す手はありません。


▼音読のすすめ

 小学校高学年になると、学校で本読みの宿題は出なくなります。しかし、活字に縁のない子どもたちには、たとえ中学に入ろうと、音読は必須です。

 音読が上手になってきたら、国語力がついてきた証拠です。読んでいるところより、目が先の方に行っているわけで、語彙が増え、速度が上がってきたのです。

 漢字が苦手な子どもは、わからない字を読み飛ばす癖がついていますから、音読させなければ、読めないことにすら気づきません。まさかと思うような漢字を知らないこともあります。

 国語や英語の教科書にとどまらず、理科や社会の教科書を音読することも、苦手教科の克服に役立ちます。

 音読を聞いていると、その子の生い立ちがにじみ出ているように感じます。子どもはあっという間に大きくなります。夕食を作っているときなどに、キッチンで本を読ませて、お子さまの声に耳を傾けてあげてください。

あさのは塾便り::お知らせ | 02:06 AM | comments (x) | trackback (0)

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