2013,03,31, Sunday
・ラインを引く(2)かつて代々木ゼミナールの白井先生(高校日本史)に教わった、歴史の教科書の勉強法は次のようなものです。
①教科書を読みながら「年号」にピンクの線を引く。
②2回目を読みながら「人名」に黄色の線を引く。
③3回目を読みながら「その他の太字」にオレンジ色で線を引く。
こうして何度も読むことで流れが掴め、知識が頭に入り始めるということでした。実際にやってみると、結構時間がかかるので、自分なりに一工夫する余地はあります。
ただ、勉強の仕方がわからない子どもに対して、勉強手順のサンプルを具体的に指示してやることは、とても大切なことだと気づかされました。これは後年、塾を開いて、生徒を教えるときの指針になっています。
・ラインを引く(3)
英語や古典の単語集については、次のような覚え方もあります。
①単語集を読みながら、見覚えがある単語に蛍光ペンで線を引く。
普通は知らない単語に線を引きますから、いつもとは逆です。あまりこだわらず、知っている単語にだけ線を引いて、最後のページまでたどりつきます。
②蛍光ペンの色を変えて、同じことを繰り返す。
同じように、前回線を引いた単語でも重ねて線を引きます。
色を変えながらこれを繰り返すことで、知らない単語だけが白く残り、知っている単語は色が重なって読めなくなります。全ての単語が見えなくなる頃には、内容が頭に入っていることになります。
・問題に印を付ける
問題をときながら、○△×を付けていきます。出来た問題には○、かろうじて解けたとか、ケアレスミスをした問題には△、わからなかった問題には×をつけます。
印は何でもよいのですが、こういう目印をつけるだけで、見直しも復習もしやすくなります。時間があるときは△と×の問題を、時間がないときは×の問題だけを見直します。その結果も、再び○△×で書きこみます。
・単語の意味の書き込み
高校英語では、学校によっては相当な長文・難文を読みます。単語帳を作成するとそれだけで時間がかかるので、わからない単語が出てきたら線を引き、意味を英文の真横の欄外に直接書き込みます。
欄外の書き込みなら、指で隠して意味を考えることもできますし、逆に書き込みを見て、英語を書いてみることもできます。(単語の真下に意味を書いてしまうと、練習しにくいので、避けるようにします。)
発音が難しいときは発音記号も写します。慣れてくれば、アクセントの母音や特定の子音に気をつけるだけでよいことがわかります。
・重要事項の書き込み
here と hear、there と their、these と those などが出てくるたびに迷う人は、教科書の余白に、意味と一緒に書いておきましょう。
なかなか覚えられないこと、紛らわしいことがあったら、すぐに見やすいところに書きとめるようにします。悩んだときは、いつでもその場で確認することができます。
★☆★☆★
最後に注意を一つ。だれかに向いている方法だからといって、自分にも向いているとは限りません。わかりやすく実行しやすい方法は、一人ひとりが工夫していくしかありません。
そして、工夫の算段がついたら、あとは、時間をかけて根気よく取り組んで下さい。継続は力なりです。
・ラインを引く(3)
英語や古典の単語集については、次のような覚え方もあります。
①単語集を読みながら、見覚えがある単語に蛍光ペンで線を引く。
普通は知らない単語に線を引きますから、いつもとは逆です。あまりこだわらず、知っている単語にだけ線を引いて、最後のページまでたどりつきます。
②蛍光ペンの色を変えて、同じことを繰り返す。
同じように、前回線を引いた単語でも重ねて線を引きます。
色を変えながらこれを繰り返すことで、知らない単語だけが白く残り、知っている単語は色が重なって読めなくなります。全ての単語が見えなくなる頃には、内容が頭に入っていることになります。
・問題に印を付ける
問題をときながら、○△×を付けていきます。出来た問題には○、かろうじて解けたとか、ケアレスミスをした問題には△、わからなかった問題には×をつけます。
印は何でもよいのですが、こういう目印をつけるだけで、見直しも復習もしやすくなります。時間があるときは△と×の問題を、時間がないときは×の問題だけを見直します。その結果も、再び○△×で書きこみます。
・単語の意味の書き込み
高校英語では、学校によっては相当な長文・難文を読みます。単語帳を作成するとそれだけで時間がかかるので、わからない単語が出てきたら線を引き、意味を英文の真横の欄外に直接書き込みます。
欄外の書き込みなら、指で隠して意味を考えることもできますし、逆に書き込みを見て、英語を書いてみることもできます。(単語の真下に意味を書いてしまうと、練習しにくいので、避けるようにします。)
発音が難しいときは発音記号も写します。慣れてくれば、アクセントの母音や特定の子音に気をつけるだけでよいことがわかります。
・重要事項の書き込み
here と hear、there と their、these と those などが出てくるたびに迷う人は、教科書の余白に、意味と一緒に書いておきましょう。
なかなか覚えられないこと、紛らわしいことがあったら、すぐに見やすいところに書きとめるようにします。悩んだときは、いつでもその場で確認することができます。
★☆★☆★
最後に注意を一つ。だれかに向いている方法だからといって、自分にも向いているとは限りません。わかりやすく実行しやすい方法は、一人ひとりが工夫していくしかありません。
そして、工夫の算段がついたら、あとは、時間をかけて根気よく取り組んで下さい。継続は力なりです。
あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 08:04 PM | comments (x) | trackback (0)