勉強ルール 7つの鉄則 (下)


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ルール5.練習問題は、丸つけをしてからが本番

 ほとんどの子どもたちは、問題を解いたら、丸つけをして正解を書き込み、それで勉強を終わってしまいます。でも、それは間違い。

 練習問題をした結果、出来ないところ、覚えていないところが見つかったのです。さあ、今からこれを修復しなければなりません。つまり、丸つけをしてからが本番なのです。

 覚えていないところは、真剣に記憶しましょう。出来なかった問題は、1人で出来るまで繰り返しましょう。それが済んで初めて、「終わった」ことになります。


ルール6.英語は、毎日教科書を音読する

 小学校に入学してから数年間、国語では、本読みの宿題が出ていました。毎日、お家で教科書を数ページ読んで、お母さんにサインをもらっていたはずです。あれのおかげで、みなさんの日本語の力は形成されてきたのです。

 英語も日本語と同じく、言語の習得ですから、勉強の仕方はまったく同じです。毎日、大きな声で英文の音読をしてください。


ルール7.1冊の問題集を完璧に仕上げる

 お母さんは、栄養のバランスを考えて、食事を用意します。これを食べ続ければ、体によいこと間違いなしです。

 しかし、うちの子はちょっと心配だからといって、一度に3食ずつ用意したらどうなるでしょうか?

 おそらく、子どもは3食のなかから、好きなおかずだけを食べて、お腹いっぱいになってしまうでしょう。これでは、満腹するかもしれませんが、栄養のバランスは偏ってしまいます。

 子どもに何冊もの教材を与えれば、同じ現象が起きます。出来る問題ばかりやって、出来ない問題は放置され、どれもが中途半端で終わってしまいます。

 心配になればなるほど、つい教材を買い与えてしまうものですが、ただでさえ不足しがちな勉強時間に、そんなにたくさんの教材をこなす余裕はありません。

 ですから、大切なのは、一冊の問題集を、隅から隅まで丁寧にやりきることです。問題集を選ぶときは、よくよく考えて、すぐれたものを選んでください。

 塾へいらしている方の場合は、「塾のテキスト」が、その一冊にあたります。何十種類もある問題集のなかから、15年以上もかけて選んできたものです。信じていただければと思います。

あさのは塾便り::勉強・子育てなど | 06:10 AM | comments (x) | trackback (x)

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