2016,10,07, Friday
式は書かなければならないし、暗算もしなければなりません。▼式を書くのは基本
かつて、数学が得意な生徒が通っていました。彼は頑として式を書かず、細かい走り書きで済ませていました。今、彼は阪大で数学を専攻しています。
こういうケースもあるので、式を書かなくても本人が困らないなら、うるさいことを言うつもりはないのです。
しかし、ごく標準的な(またはそれ以下の)成績の生徒には、やはり式は書くべきだと言うほかありません。式は、原則として、順を追って書いてください。筆算をしたときは、消さずに残してください。
▼式が必要な理由
式を書くのは、第1に、計算ミス、式の運用ミスを防ぐためです。
第2に、思考の経過を目で見られるようにして、考えを整理するためです。
第3に、間違いがわかったとき、簡単に修正できるようにするためです。
▼そこからのスピードアップ
しかしながら、いつまでも式を丁寧に書いていれば、テストでは時間が不足します。ですから、慣れてきたら工夫して、スピードアップする必要があります。
また、間違いを恐れるあまり、暗算に踏み切れない子どももいます。この場合は、むしろ積極的に冒険して、暗算をしなければなりません。
ですから、「計算ミスを防ぎ、思考の手助けになる」程度には式を書き、あとはできるだけ簡略化するべきなのです。途中式が省略可能なら省略しましょう。筆算を暗算に代えられるのなら代えてください。
式の省略や暗算には、ほどよい程度というものがあります。無理な省略をしたり、乱雑な筆算をしたりして「自滅」しないようにしましょう。
▼自分を観察する
「丁寧に」かつ「先を急いで」という2つの目標を両立させるため、常に計算力は磨かなければなりません。
また、普段から自分の計算を観察して、筆算と暗算との適正な配分を見極めてください。やがて、こういうときは筆算、こういうときは暗算と自分で判断できるようになります。
第2に、思考の経過を目で見られるようにして、考えを整理するためです。
第3に、間違いがわかったとき、簡単に修正できるようにするためです。
▼そこからのスピードアップ
しかしながら、いつまでも式を丁寧に書いていれば、テストでは時間が不足します。ですから、慣れてきたら工夫して、スピードアップする必要があります。
また、間違いを恐れるあまり、暗算に踏み切れない子どももいます。この場合は、むしろ積極的に冒険して、暗算をしなければなりません。
ですから、「計算ミスを防ぎ、思考の手助けになる」程度には式を書き、あとはできるだけ簡略化するべきなのです。途中式が省略可能なら省略しましょう。筆算を暗算に代えられるのなら代えてください。
式の省略や暗算には、ほどよい程度というものがあります。無理な省略をしたり、乱雑な筆算をしたりして「自滅」しないようにしましょう。
▼自分を観察する
「丁寧に」かつ「先を急いで」という2つの目標を両立させるため、常に計算力は磨かなければなりません。
また、普段から自分の計算を観察して、筆算と暗算との適正な配分を見極めてください。やがて、こういうときは筆算、こういうときは暗算と自分で判断できるようになります。
勉強と子育てのQ&A | 12:20 AM | comments (x) | trackback (x)