2013,03,26, Tuesday
1.いざ、受験! 中学時代は巣立ちの季節です。クラブに打ち込む生徒もあれば、趣味に精を出す生徒もおり、最近はわが子が何をしているのやら分からないというお家もあるでしょう。そして、3年間の最後には、みんな平等に高校受験がやってきます。
中学の学習内容は、小学校のときと比べて質、量ともにアップしています。普段からコンスタントに勉強に取り組み、学校の授業にきちんとついていくことが望まれます。
2.勉強開始の3つのステップ
① 勉強時間を確保する
勉強の第一歩は勉強時間を確保することです。少なくとも1日1時間、テスト勉強や受験対策なら、さらに多くの時間を勉強にあてる必要があります。もちろん、各生徒の事情はさまざまですから、例えば、クラブが忙しくて勉強できない生徒は、それを補うような工夫をしなければなりません。
ベネッセの調査によれば、2009年の中学生の1日の平均勉強時間は、平日が53.8分、休日が65.2分だということです。(第2回子ども生活実態基本調査報告書)
② 適切な教材を選ぶ
目標は学校の授業をきちんと理解し、教科書の内容を100%頭に入れることです。
ただし、学校の教科書は先生の解説を前提に作ってあるので、一人で復習するとき、勉強を先に進めるときには使いにくいことがあります。また、多くの公立校で使用する教科書傍用のワークは、内容が基礎的で物足りないと感じる生徒もいるでしょう。そういうときは、市販の問題集や参考書を用意します。
問題集は内容がしっかりしていて、簡単すぎず分厚すぎないものを選びます。説明が分かりやすいかどうかを見るため、同じ範囲の解説ページを何冊か読み比べてみるとよいでしょう。本のデザインや字体なども大切な要素で、自分が心地よく感じるものを選びます。
③ 勉強方法を考える
大変重要で見落とされがちなのが「効果的な勉強方法」を考えるということです。
例えば、理科や社会のノートをたくさん書いたのに、思ったほど点数が良くなかったという経験はないでしょうか。時間をかけているわりに効果が上がらないなら、もっと上手な勉強の仕方を探さなければなりません。
一般的には、次の3つをカバーする勉強手順を考えて下さい。
◎教科書の音読
◎ノートを書き写す(整理する)
◎間違えた問題をもう一度解く
がむしゃらに頑張ることも大切ですが、他方で勉強の進行具合を冷静に観察してください。限られた時間にどんな手順で進めるのがよいか、やり方に工夫を凝らして下さい。
先生のアドバイスに従ったり、友だちのやり方を参考にするのも大切なことです。ただし、人によって能力も性格も違うので、友人の方法がそのまま役に立つとは限りません。相性が良く実行しやすい方法は、一人ひとりが工夫していくしかないのです。
勉強しながら、常に最適な手段を探して下さい。適切な勉強方法が見つかったとき、勉強の困難の半分は解決したと思ってよろしいでしょう。
勉強の第一歩は勉強時間を確保することです。少なくとも1日1時間、テスト勉強や受験対策なら、さらに多くの時間を勉強にあてる必要があります。もちろん、各生徒の事情はさまざまですから、例えば、クラブが忙しくて勉強できない生徒は、それを補うような工夫をしなければなりません。
ベネッセの調査によれば、2009年の中学生の1日の平均勉強時間は、平日が53.8分、休日が65.2分だということです。(第2回子ども生活実態基本調査報告書)
② 適切な教材を選ぶ
目標は学校の授業をきちんと理解し、教科書の内容を100%頭に入れることです。
ただし、学校の教科書は先生の解説を前提に作ってあるので、一人で復習するとき、勉強を先に進めるときには使いにくいことがあります。また、多くの公立校で使用する教科書傍用のワークは、内容が基礎的で物足りないと感じる生徒もいるでしょう。そういうときは、市販の問題集や参考書を用意します。
問題集は内容がしっかりしていて、簡単すぎず分厚すぎないものを選びます。説明が分かりやすいかどうかを見るため、同じ範囲の解説ページを何冊か読み比べてみるとよいでしょう。本のデザインや字体なども大切な要素で、自分が心地よく感じるものを選びます。
③ 勉強方法を考える
大変重要で見落とされがちなのが「効果的な勉強方法」を考えるということです。
例えば、理科や社会のノートをたくさん書いたのに、思ったほど点数が良くなかったという経験はないでしょうか。時間をかけているわりに効果が上がらないなら、もっと上手な勉強の仕方を探さなければなりません。
一般的には、次の3つをカバーする勉強手順を考えて下さい。
◎教科書の音読
◎ノートを書き写す(整理する)
◎間違えた問題をもう一度解く
がむしゃらに頑張ることも大切ですが、他方で勉強の進行具合を冷静に観察してください。限られた時間にどんな手順で進めるのがよいか、やり方に工夫を凝らして下さい。
先生のアドバイスに従ったり、友だちのやり方を参考にするのも大切なことです。ただし、人によって能力も性格も違うので、友人の方法がそのまま役に立つとは限りません。相性が良く実行しやすい方法は、一人ひとりが工夫していくしかないのです。
勉強しながら、常に最適な手段を探して下さい。適切な勉強方法が見つかったとき、勉強の困難の半分は解決したと思ってよろしいでしょう。
勉強と子育てのQ&A | 09:44 PM | comments (x) | trackback (0)